YURA CHARACTER インタビュー06

失敗したって何度でも立ち上がれる。前を向ける。そんな空気をここから醸成したい。

Y.N. 

営業本部 海務課(輸入)

2012年中途入社

PROFILE

豊富な知識と経験を持つ、輸入チームの頼れるリーダー。部下からは「今まさに相談しようと思っていたことを、いつもNさんの方から声をかけてくれるんです。テレパシー能力があるんじゃないかって本気で思います」との疑いがかかるほど面倒見が良い。

面白がって飛び込めば世界は広がる。

私は前職も海運業界でした。2社経験した私が思うこの会社の良い点は、経験できる業務の幅が広いところ。まず、営業職の中でも輸出・輸入・国内物流とあらゆる部門を経験できます。支店勤務となれば業務の幅も変わります。現業や通関に異動できるチャンスもあります。ジョブローテーションが盛んな会社ですが、そんなキャリアを前向きに受け取れる方にはピッタリな環境ではないでしょうか。

 

経験は積むほど、視野は広がるほど、アイデアが湧き出てくるようになる仕事です。「もっとこうした方が効率が上がる」「ここでこの一声をかければお客様の不安を払拭できる」「この提案でお客様の課題を解決できる」…そうなれば、物流の仕事はもっともっと楽しくなりますよ。何でもかんでも面白がって飛び込める人にはぜひ、由良海運での社会人人生を満喫してほしいと思います。今、私の部下たちも他の課や支店へとちりぢりに異動して活躍しているんです。伸び伸びと挑戦する姿に嬉しくなりますね。数年後、彼らが本社に戻ってきた時が楽しみです。きっと会社にとって大きな力になってくれるはずですから。

より良い物流を作ろうという気概は

前向きな空気から生まれる。

僕らは板挟みになりやすいポジションにいます。お客様からのご要望と、自分ひとりではどうにもできないイレギュラーに挟まれ身動きが取れなくなる。物流プランナーという仕事にはそういう一面があります。もちろん自分の手でモノの流れをコントロールする面白さはこの仕事ならでは。だから私は今でもこの仕事を続けています。しかしかつての当社では、抱えきれず仕事の面白みを知ることなく会社を去っていく人は少なくありませんでした。私たちは、物流という社会の動脈を止めない使命を担っています。でも「使命感」や「責任感」、それだけでは挫けそうになる瞬間は、やはりあるのです。

 

かつての私は、その状況を見ているだけでした。でも途中で何か吹っ切れたんでしょうね。せめて自分の周りにいる人にとって、もっと仕事を楽しめる、面白がれる空気にしたい。上手くいかなくても何度でも起き上がれる場所でありたい。そう思ったのです。と言っても私が実行したのは部下や同僚にちょっとした一言をかける、ぐらいのこと。「何かあったら相談してよ」「ここは気をつけた方が良いよ」とか、くだらない話をして場が一瞬和むとか。それでまた「今日もいろいろあるだろうけど頑張るか」と笑ってもらえれば万々歳です。自分を気にかけてくれる人がいる、そう感じられるだけで前を向くエネルギーには十分ですから。今、良い空気が周囲にも少しずつ浸透しているのを感じています。(一緒にノッてくれる部下に恵まれているおかげでもありますね。)実際ここ数年の社員定着率も高まっており、この成果への貢献度は定かではないですが、時に悩みながらも楽しそうに働く部下たちを見て、決して間違いではないと感じています。